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 | 2012年 中信杯全京都学童軟式野球春季大会 〜戦いの軌跡〜
 

3月17日(土)から開催された、『第41回 中信杯全京都学童軟式野球春季大会』。

マクドナルド予選出場(ベスト16以上)及び上位進出を目指し、ファイターズ一丸でこの大会に挑みました。

今大会の戦績を振り返ってみたいと思います。


<2012年3月18日(日)> 1回戦(横大路グランド)

TEAM 1 2 3 4 5 6 7
御蔵山スポーツ少年団 0 0 0 1 0 0 1
西京極ファイターズ 0 1 0 0 3 X 4

(バッテリー)泰知、大熙−泰士
(勝利投手)大熙  (本) − (三) − (二) −

雨でグランド状態の悪い中、泰知・大熙が相手打線をよく抑え、翼のセーフティースクイズで勝ち越し。
相手以上の粘り強さと、ミスを最小限に抑えた守りの野球で、初戦を突破しました。

最後はエラーで出たランナーを、泰士のナイスキャッチ&好スローイングで刺し、ミスを全員でカバーできたことが大きかったと思います。

いつも言っている『ミスを全員でカバーし、いらない点をやらない』野球が実践できました。


<2012年3月24日(土)> 2回戦(殿田グランド)

TEAM 1 2 3 4 5 6  
北醍醐スポーツ少年団 0 0 0 0 0 1   1
西京極ファイターズ 1 2 1 0 1 X   5

(バッテリー)亀井、泰知、大熙−泰士
(勝利投手)亀井  (本) − (三) − (二) −

2回戦はあまり情報の無かったチームとの対戦で、しかも1回戦以上にグランド状態は最悪。

試合前に『守りで相手よりミスをしない』『アウトに出来る範囲は必ずアウトにする』ということがこの日のテーマだと告げ、試合に臨みました。

投手陣は亀ちゃんが今季一番のナイスピッチングで5回を投げノ−ヒットの快投。あと1イニングでノ-ヒットノ−ランということも頭によぎりましたが、球数及び今までの反省も踏まえ、投手交代しました。

打線も効果的に加点し、先制、中押し、ダメ押しと、理想の展開に持っていってくれました。中でも、5回裏の泰知のダメ押しタイムリー(レフト前ヒット)が勝利を決定づける一打となりました。

最後は4点差で2死満塁と、ホームランで追いつかれる場面となってしまいましたが、大熙が三振で締めくくり、終わってみれば楽な展開の試合となりました。

この日も『守りの野球』が実践できた、いい内容の試合ができました。


<2012年3月25日(日)> 3回戦(横大路グランド)

TEAM 1 2 3 4 5 6 7
西京極ファイターズ 0 0 0 1 1 2 0 4
大住クラブ 0 0 0 0 0 0 0 0

(バッテリー)大熙、亀井−泰士
(勝利投手)大熙  (本) − (三) 亀井 (二) 山脇、加藤魁

初戦の御蔵山同様、厳しい試合となると覚悟して臨んだ大住戦。序盤から投手戦となり、ミスの許されない緊張感のある試合展開となりました。

先制したのは我がファイターズ。亀ちゃんの左中間を大きく破る3塁打で相手守備のカットプレーが乱れる間にホームを陥れ、欲しかった先取点を奪うことができました。

この試合まで長打が一本もなく、どちらかというと打線が湿りがちだった今大会でしたが、この前の回の山脇の強烈なレフト前ヒットがファイターズ打線に『思い切り』という意識をもたらし、亀ちゃんの長打につながったと思っております。

その後も大熙の好投に応えるように打線が奮起し、またしても山脇の2塁打、翔輝も送りバントをきっちり決め、大翔のスクイズで加点、魁士にも2塁打が飛び出し、いい展開に持ち込むことができました。

最後は相手の必死の粘りで、満塁のピンチもありましたが何とか6回まで0点でしのぎ、7回から亀ちゃんにピッチャー交代。投手リレーも見事にはまりました。

この日スタメンを外れた蓮も意地のヒットを見せてくれ、全員の力でもぎとった勝利でした。

この日も『守りの野球』を実践できたことが、いい攻撃につながったと思います。


<2012年3月26日(月)> 4回戦(横大路グランド)

TEAM 1 2 3 4 5 6 7
西京極ファイターズ 1 0 1 0 0 0 0 2
東寺ベースボールズ 1 0 0 2 0 0 X 3

(バッテリー)大熙−泰士
(敗戦投手)大熙  (本) − (三) − (二) 泰士

マクドナルド予選をかけての4回戦。相手は、昨年戦った中で最も強いと感じた東寺さん。

自分たちがどれほど成長したかを計るには格好の相手であり、上位進出への大一番と位置付けての一戦でありました。

初回は、トップバッター大翔が突破口を開き、幸先よく1点を先制。

しかしすぐさま相手4番打者にタイムリーを打たれ1-1の同点。

ここから投手戦となり、まさに1点を争うしびれる展開となりましたが、スクイズ、叩きを立て続けに決められ、2−1から逆転されてしまいました。

スクイズに反応し、外したバッテリー。その球を執念で転がした相手バッター。そしてその打球に素手で反応しホームへ返球した大熙の懸命のプレー。

どれをとっても気持ちと気持ちのぶつかった素晴らしいプレーでしたが、相手の執念が審判にセーフと言わせたのではないかと思われます。

その後も何とか踏ん張って、1点差のまま最終回を迎えましたが、力及ばずゲームセット。

昨年のリベンジを果たせず、4回戦で涙をのむこととなりました。

しかし、今大会では選手たちは投手を中心に『守りの野球』をよく実践できたと思います。

アウトに出来る範囲は確実にアウトにする。

誰かがミスをしても全員でカバーする。

そして、失点を最小限にとどめる。

いつも言っていること、そして練習してきたことができるようになってきたと実感できる大会となりました。

まだまだ上には上がおり、全京で上まで勝ち上がっていくには長い道のりです。

走塁&攻撃面ではまだまだ課題もたくさんあります。

でも今回ひとつ言えることは『選手たちは輝いていた』ということ。

昨年の最終戦で”グランドで輝ける選手になってほしい”と言ったことが、今回は少し見えたように感じております。

これからも試合は続きます。上手くいかないこともあると思いますが、一つひとつ成長を重ね、最後には目標である『わかさスタジアムで笑顔で締めくくる』ことができるよう、実績と自信を積み上げていきたいと思います。

最後に、今大会を通じご協力をいただいた皆様、本当にありがとうございました。心より御礼申し上げます。

Fighters 笠井

 
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