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 | 第38回 京都市長旗争奪大会 『優勝!!』
 
 

4月からスタートした第38回京都市長旗争奪大会(第33回全国・世界学童軟式野球大会京都予選)。

大会が重なり、大変厳しい日程での試合が続きましたが、試合を重ねる中で失敗や経験を活かし、決勝では現段階での集大成と言えるような内容のあるいい試合をしてくれました。

まだまだ小さなミスはあるものの、これを補って余りある選手同士のカバー力(りょく)。攻撃、守備のどちらにおいても、ひとりのミスを全員で取り戻すという姿が随所に見られ、まさにチーム一丸という言葉が当てはまるような試合が、ここ一番でできたように思います。

特に守備において、試合開始から終了までのわずか1時間30分程度。プレイボールからゲームセットまで、足と口を動かし続けること。そしてその一瞬に集中しきることをこの日のテーマに掲げ、ベンチにいる選手も含め、みんながこれを”やりきろう”と声を掛け続けたことが、結果的にノーヒットノーラン、ノーエラーでの完封勝利につながったのではないかと思っております。

ここ数試合、いいヒットを打ちたい、エラーをしたくない、ミスをしたくないと、結果ばかりを気にしすぎて、消極的になったり打席で悩んだりという状況が続いていました。しかし、試合の中で結果を求めるのではなく、大事なことはその結果を出すための準備が普段どれだけできているかということ。全体練習、自己の練習、そして生活の中で結果を求めて必死に取り組む。そのうえで、試合の中では結果を恐れず、ミスを恐れず、その一瞬に集中してプレーする。

今日の試合を通じて、普段の取り組み方、試合での心の持ちよう、そして、最後までやりきろうとすることの大切さが少しでも感じられれば、これからの成長につながってくれるのではないかと思っております。

また、相手チームの橋本クラブさんからも学ぶことがたくさんありました。最後まで選手たちを勇気づけるようなベンチの声の掛け方。そして何より礼儀正しさ。閉会式終了後もチームであいさつに来ていただき、晴れやかな気持ちで球場を後にすることが出来ました。

こういった経験を、また次に活かしていき、さらに成長できるようにしていきたいと思います。Fighters 笠井

 
 
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