『さらなる成長』
春・秋連覇とわかさスタジアムへの出場権をかけて臨んだ右京秋季決勝トーナメント。
惜しくも準決勝で敗退となりました。
3連休の最終日。前日までろうきん旗の大会で2日間、計4試合を戦ってきた選手たち。
ろうきん旗の決勝進出を決め、チームのムードは非常に良い状態でしたが、あと一歩及ばず、今年の一つの目標であった”わかさで勝って終わる”という目標には届きませんでした。
前半に集中力を欠き、失点を重ねたことが最後まで響いたことが敗因ですが、細かい指示をしてやれなかったことが自身としては悔やまれます。
しかし、中盤以降は打線が奮起し、今まで一度も勝てなかった投手から、最終回一打出ればという状況まで追い詰めることが出来たのは、選手たちの成長の証しだと感じております。
これで終わるわけではなく、この悔しさをこれからの成長にどのように活かしていくか。
少しずつ成長の跡は見られますが、やはり、いろんな場面で次のプレーへの備えがいかに大事かということを選手たちは感じたと思います。
最後の課題は、どのような状況でもやれることをやること。今から自分は何をするのか、次のプレーへの準備を明確にし、出来るだけ具体的なイメージをもって、目の前の場面に臨む。調子のいい、悪いに左右されることなく、今できることに最善を尽くすこと。
当然ですが、良いプレーが出たときは、次のプレーやポジショニングの確認など、選手間で色んな会話が出来ています。常に状況を確認し、自分たちが感じたことを伝えあったり、自分自身で試していくことが出来れば、今後の野球人生にも必ず役立つものと思います。
幸い、あと3つてっぺんを取れる可能性が残されております。
夏以降のもう一つの合言葉である ”もう一度てっぺんを取る!
”最高の形でこのチームを締めくくれるよう、次の戦いに新たに挑戦していきたいと思いますので、選手たちのさらなる成長を楽しみに、あらためてご声援のほどよろしくお願いいたします。
2015年11月23日 Fighters 笠井
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