西京極ファイターズ2019

第51回 中信杯全京都学童軟式野球夏季大会

2019年07月27日 07時30分

結果:3回戦敗退

3回戦 vs 伊勢田ファイターズ

バッテリー:田中、山内ー橘田
二塁打:山内、室木藍
監督コメント
全京都学童野球選手権大会3回戦
梅雨も明けていきなり猛暑となる中ではあるが元気一杯のプレーで勝利を願う。

★★勝利したいという気持ちが劣った敗戦★★

いつものグランドで調整を行って試合会場へ。
ピッチング練習では左右の投手とも調子は悪くない。この状態を維持して試合に臨んで欲しい。

13時酷暑の中のプレイボール。1時間20分元気良いプレーを期待する。
先発投手は練習時同様調子は悪くないが、1アウト2.3塁のピンチを招く。なんとか乗り切って欲しいところで4番を6ゴロで2アウトまで凌ぐ。
しかし次打者への初球に甘く入った球をセンターに運ばれ2点を先制される展開へ。
投手が踏ん張っている間に同点、逆転としたいところで2,3番の連続長打、4番の安打で同点で尚も逆転のチャンス。
しかし後続が断たれて同点止まりとなる。
何度かチャンスを作るも良い当たりが野手の近くに飛んでしまう。
投手は良く踏ん張ってくれたが、5回に四球、安打でピンチを招く。
ここで集中力が途切れたか野手のエラーで失点を許す。投手交代で何とか最小失点で凌いで、最終回の攻撃へ繋げてくれた。
だが粘れずに敗退する。

今日は半年間の集大成となる大事な試合。
選手達への厳しいメッセージとするが。
投手が踏ん張り、野手がきっちり守る。それが4回までは出来ていた。
暑いことは判っている。だが相手チームも条件は同じ。
捕手も暑いかもしれないが、投手が一番暑く疲れもあるはず。
5回ノーアウト1.2塁で3盗されるが、スタートも遅く余裕でアウトにできるタイミングだが山ボール送球で2.3塁に。
次の打者を1ゴロで打ち取るが、ファーストの雑に見えてしまうプレーで勝ち越しを許す。
尚も打者の横に転がったボールを必死に追わずに捕球し追加点を許す。
投手が頑張り、守備も頑張っていたが、野球というスポーツは1つの気の緩んだプレーから流れは一気に変わるものである。
攻撃においても相手チーム投手も疲労からか制球が定まらない中で0-3、1-3から高めのボール球に手を出し、内野フライを上げているようではチームプレイとはいえない。
なんとか塁に出て次へ繋ぐと言う意識をもって、今は好調な上位打線に回すことが出来たなら展開も変わってくるであろう。
その中でもチャンスは何度か作ってしっかり打ったヒット性の打球が正面に飛ぶ不運もあるが。
相手チームは暑さに負けずに必死に勝ちたいという思いが見えたが、このチームには見えなかった。
実力は劣っているとは思えない。でも気持ちで完全に負けた試合である。
試合後ももちろんこの暑さの中の試合であり疲れはあると思うが、悔しさも見えない。
負けた試合であれば悔しがる、自分のプレーで失点に繋がったのであればなおさらである。
試合に出ている選手、ベンチで応援してくれている選手全員野球で、頑張ってくれた投手に勝ち星をプレゼントして欲しかった。

昨年の選手達はこの大会敗退後、悔しさで涙していた。
自然と悔しさが出る選手は結果を糧に今後伸びていくと思います。
やれることをやった選手もいると思うが、出来なかった選手は今日の試合内容で満足できているのか。
6年生の選手にとっては残り時間は限られている。
練習中に教えられてことを実践して身に付けようとしなければ、いつまでも変わらないし、現状変わっていない、変えようとしない選手がいる。
練習こそ必死でやらなければ試合で結果は残せない。試合はその成果が出る、出せる場所である。だから試合は面白いのである。
選手自ら意識して残り限られた期間を悔いの無い少年野球時代として過ごしてくれることを期待します。

暑い中、ベンチで必死に応援してくれたジュニアの選手達へ。
出場してもらう機会、余裕が無い試合で申し訳ないと思います。
でも試合を見ることでも自分ならこの場面で何をするなど考えることで成長できる部分もあります。
来年は自分たちがこの場所で主役として活躍する場所です。
先にも言いましたが、必死に練習して監督、コーチから教えられたことを実践してください。
最初は失敗しても構わない。いや失敗することで覚えていくと思います。
一度、身に付いた間違った癖はなかなか克服できません。でも間違った癖は直ぐに身についてしまいます。
今のプレーは出来た、失敗したと考えながら練習に励み頑張ってください。

  
2回戦 vs 城陽ロータス

バッテリー:山内、田中ー橘田
二塁打:山内×2
三塁打:橘田
監督コメント
選手達にとって学童野球最後の夏の大会。全京都学童野球選手権大会が幕を開けました。
暑さに負けずに精一杯頑張って欲しい。

☆☆緊張感の中、諦めなかった勝利☆☆

前日から気温と湿度が高く、選手達の集中力が続かない状態ではあるが
16時からの試合に備えて、適度に休憩を挟み試合前の練習に望む。
打撃の調子は全員が上向きで、このままの調子で試合に臨んで欲しい。

さあ試合開始。
暑い中、たくさんの方に応援に駆けつけて頂き、選手達も心強く感じていたと思います。
やはり大きな大会で選手達には緊張感が漂うが、緊張感を持ちながらも日頃の成果を出して是非、勝利を目指して欲しい。

初回、先発投手が先頭打者に四球を与え、自ら苦しい展開としているが、
捕手フライを追えない、悪送球でない牽制を逸らす、平凡なフライを捕れずに逸らすといったイージーミスからの
悪循環で先制点を許し流れの悪い展開へ。何とか1点づつでも好調の打線で盛り返して欲しいが、なかなかチャンスが作れない。

しかし3回に相手のミスから1アウト1.2塁のチャンスを作ってクリーンナップに繋げる。
ベンチ入りしているJr.選手の声援も見方に3.4番の連続長打で1点差に追いつく。後続も粘り、気迫のプレーと好走塁もあり一気に8点を奪い、試合の主導権を奪い返すことが出来た。
その後は後続を任せた投手がピンチを招きながらもきっちり零封してくれ勝利することが出来た。

課題はやはり試合への入り方になる。
初回は投手はもちろん野手も絶対に絶対にアウトを捕るぞという意欲が見えていなかった。
投手は先頭打者に集中すること。野手は常に打球が飛んで来ると想定して
1球づつバットに当たる瞬間を意識して足を動かさなければならない。
試合が進むに連れて捕手の後ろに逸らさない姿勢や野手の諦めずに打球を捕ろうとする良いプレーもあり、盛り上がっているので、全選手が試合開始から集中力を更に高めれば自然と強さが出てくると思います。次の試合も全員野球で勝利することを期待しています。