西京極ファイターズについて
2022年09月23日 15時46分
地域に根付いた少年野球チーム
西京極ファイターズ 代表 平岡 康史
1974(昭和49)年に産声を上げた少年野球チーム
「西京極ファイターズ」
設立当初から変わらないオレンジを基調としたユニフォームは、地域に暮らす人たちの目印ともなり、地域の暮らしと一体となりながら子どもたちは元気に野球と向き合っています。
今回はチームの平岡代表にチームの活動や地域との関わりについてお話を伺いました。
(西京極ファイターズ広報担当)
Q)チーム設立の背景を教えてください
A)どこの学区もそうですが、昔はひとつの小学校にひとつの少年野球チームがありました。それと同じ形で、西京極学区の少年野球チームとして始まりました。
現在は
「西京極小学校」「西京極西小学校」「葛野小学校」「西院小学校」の4学区の生徒が対象になっています。
チーム設立は1974(昭和49)年ですから、今年で48年目を迎えるとということになりますね。
節目となる50周年に向けて、これまでの伝統と時代に適応した新しい試みをうまく調和させて60年、70年と継続できるチームとして地域の方々と共生していけるよう鋭意努力していきたいと思います。
Q)何年生から入団することができますか?
A)我々は右京少年野球振興会というNPO法人に所属しています。
1年生からチームに入ることができ6年生以下、5年生以下、4年生以下という3つのチーム編成が可能です。
コロナ禍の影響もあり新入部員の数が減っており、
絶賛部員募集中です!
大人になっても一生付き合えるかけがえのない仲間を作りましょう!野球経験有無、男女は問いません。
体験、見学も随時募集中です。
グローブ、バットを持っていなくても参加可能です。
当サイトのホームページからお気軽にお問合せください。
Q)どんな性格の子供たちが多いですか
A)スポーツするからみんな活発ということではないんですね。おとなしい子どももいます。
うちの子供ももここに所属していました。
チームに入ってやっているうちに、以前よりも活発になり協調性も磨かれ、高校まで野球を続けてくれました。
これから社会人になっていくうえで何度も壁にぶちあたると思いますが、そういう意味ではこれから生きていくうえで必要な人間力が向上したと思います。
何より一生の財産であるかけかえのない仲間がたくさんできましたね。
地域の同じ学校だったり、隣の学校の子どもたちが集まってやりますから、そういうところでコミュニケーションができることも大きいですね!
学区を越えた友達の輪が広がります!
Q)チーム運営で特に大切にしていることは何ですか
A)大人も子どもも仲良くやっていくこと。あくまでも子供が主体であるということ。野球を通して地域の人間関係を活性化し地域発展に貢献していきたいと思っていますね。
保護者の方の負担軽減にも一昨年から取り組んでおり、当番制を廃止しました。
少子化の影響もありますが全国的に野球の総人口が減っています。その底辺でありきっかけである学童野球を活性化するための様々な工夫をしていきたいと思っております。
また、毎年、選手の層・数・技術は変わっていくものです。その年に応じたチームづくりをしています。
社会に出ていくためのひとつとして大きな視点からも取り組んでいます。ただ、やる以上は勝ちにも勿論こだわっています!
卒部時に
ご家族が西京極ファイターズで野球をしてよかった!
と思えるチーム作りをこれからも目指していきたいと思います。
Q)試合に勝つために選手達をどう導いていますか?
A)12月が年度末になりますので、1月から新年度。
いまの5年生チームは6年生になり、3月から公式戦がスタートします。
その年によって子供達の性格は違いますから、うまく褒めて伸ばした方が良い子もいれば、きつくしなければいけない時もあります。
長年チームに携わってきたOB指導者の他、いまチームに参加している子どもたちのお父さんが中心となって指導をしています。
野球以外の精神的部分の育成も含め、試合に勝つことは勿論、挨拶や全力プレーは京都1になれるよう役割分担しながら指導を行っています。
Q)練習場は「東大丸公園」になるのですか?
A)基本的にはここになります。
試合になれば、試合会場に行くという形です。
練習は土日だけになり、平日は行っていません。
ただ、子どもたちの中には、平日もここに来て野球の練習をしたりしていますね。
設立当時からこの公園を使用させていただいております。
卒部して甲子園出場や社会人になって多方面で活躍している元西京極ファイターズの子供達がたくさんいますが、
原点の場所ですね。
Q)地域との関わりについて教えてください
A)体育振興会さんと協力させていただいたり、卒部式や新年会などで学校の校長先生、教頭先生に来ていただいたりもあります。
また年間を通じてバーベキューなどのレクリエーションや合宿なども行います。
その他、練習で使用させていただいている東大丸公園の美化活動、草刈り、落ち葉拾いなど地域に溶け込む形で48年間やってきています。
地域の方々のご支援、応援があって成立していると実感しております。
2015年に国連で採択されたSDGs(持続的な開発目標)の「すべての人に健康と福祉を」「質の高い教育をみんなに」にも貢献していきたいと思っています。
Q)ユニフォームへのこだわりは?
A)ユニフォームが初代からずっと変わらず、オレンジ色と黒を基調したユニフォームで、「あ、ファイターズだ」ってわかってもらえるというのも、地域に根付いている理由のひとつだと思います。
一昨年「燃えろ!ファイターズ!」をコンセプトにした格好いい新しいデザインのユニフォームになりました。
決してジャイアンツを意識している訳ではありません(笑)
この格好いいユニフォームを着て野球がしたい!という子供達が多くでてきて欲しいと思っています。
オレンジ色はファイターズの証
Q)卒団後も野球を続ける子どもたちが多いですか?
A)外クラブや中学校の野球部に入る、他のスポーツをする子などさまざまですね。
高校野球で甲子園を目指してプロへという選手がたくさん現れればいいな!という思いはあります。
どんな形であれ卒団した子どもが大人になって、その子どもとまたここに戻ってきてくれたらうれしいですね。
Q)毎月の部費はいくらですか?
A)3500円です。
最初にユニフォームや帽子、スパイクなどを購入いただく必要がありますが、ボランティアで運営しておりますので、最小限の費用で子供達にも保護者の方にも少年野球を満喫いただくべく努力しています。
ヘルメットやグランドコートは過去チームで購入したものをお貸出ししています。
Q)野球を通して子どもたちに何を学んでほしいですか?
A)技術のほかに精神、しつけ、挨拶を学んでほしいですね。通うようになって挨拶や敬語はしっかりできるようになりましたね。
子供達から学ぶ部分もたくさんあり、感動的な試合を見せてくれる子供達、たくましく成長する姿をみて、日々感激しています。
主人も私も野球未経験で子供を入部させましたが週末の試合が楽しみで少年野球にはまっています(笑)
<部員母>
<最後に>
子供達にスポーツをさせる意味は挨拶や礼儀、協調性の醸成、基礎体力の強化など様々かと思います。
野球は筋書のないドラマが起こり、
足の速い子、力のある子、運動センスのある子、声の大きい子が個々の特長を生かして誰でも活躍できるスポーツだと思っています。
また間のスポーツであり、願う時間も祈る時間も選手、保護者、観客で共有できる。また、アマチュアの間は特に気持ちの強いチームが勝つという傾向があります。
「たがが野球、されど野球」
微力ながら少年野球を通じて日本野球界の発展に寄与していきたいと考えております。
西京極ファイターズ
代表 平岡 康史さん
活動場所 :東大丸公園
URL:http://n-fighters.sakura.ne.jp/
※この情報は2022年(令和4年)5月時点のものです。
西京極ファイターズ 代表 平岡 康史
1974(昭和49)年に産声を上げた少年野球チーム
「西京極ファイターズ」
設立当初から変わらないオレンジを基調としたユニフォームは、地域に暮らす人たちの目印ともなり、地域の暮らしと一体となりながら子どもたちは元気に野球と向き合っています。
今回はチームの平岡代表にチームの活動や地域との関わりについてお話を伺いました。
(西京極ファイターズ広報担当)
Q)チーム設立の背景を教えてください
A)どこの学区もそうですが、昔はひとつの小学校にひとつの少年野球チームがありました。それと同じ形で、西京極学区の少年野球チームとして始まりました。
現在は
「西京極小学校」「西京極西小学校」「葛野小学校」「西院小学校」の4学区の生徒が対象になっています。
チーム設立は1974(昭和49)年ですから、今年で48年目を迎えるとということになりますね。
節目となる50周年に向けて、これまでの伝統と時代に適応した新しい試みをうまく調和させて60年、70年と継続できるチームとして地域の方々と共生していけるよう鋭意努力していきたいと思います。
Q)何年生から入団することができますか?
A)我々は右京少年野球振興会というNPO法人に所属しています。
1年生からチームに入ることができ6年生以下、5年生以下、4年生以下という3つのチーム編成が可能です。
コロナ禍の影響もあり新入部員の数が減っており、
絶賛部員募集中です!
大人になっても一生付き合えるかけがえのない仲間を作りましょう!野球経験有無、男女は問いません。
体験、見学も随時募集中です。
グローブ、バットを持っていなくても参加可能です。
当サイトのホームページからお気軽にお問合せください。
Q)どんな性格の子供たちが多いですか
A)スポーツするからみんな活発ということではないんですね。おとなしい子どももいます。
うちの子供ももここに所属していました。
チームに入ってやっているうちに、以前よりも活発になり協調性も磨かれ、高校まで野球を続けてくれました。
これから社会人になっていくうえで何度も壁にぶちあたると思いますが、そういう意味ではこれから生きていくうえで必要な人間力が向上したと思います。
何より一生の財産であるかけかえのない仲間がたくさんできましたね。
地域の同じ学校だったり、隣の学校の子どもたちが集まってやりますから、そういうところでコミュニケーションができることも大きいですね!
学区を越えた友達の輪が広がります!
Q)チーム運営で特に大切にしていることは何ですか
A)大人も子どもも仲良くやっていくこと。あくまでも子供が主体であるということ。野球を通して地域の人間関係を活性化し地域発展に貢献していきたいと思っていますね。
保護者の方の負担軽減にも一昨年から取り組んでおり、当番制を廃止しました。
少子化の影響もありますが全国的に野球の総人口が減っています。その底辺でありきっかけである学童野球を活性化するための様々な工夫をしていきたいと思っております。
また、毎年、選手の層・数・技術は変わっていくものです。その年に応じたチームづくりをしています。
社会に出ていくためのひとつとして大きな視点からも取り組んでいます。ただ、やる以上は勝ちにも勿論こだわっています!
卒部時に
ご家族が西京極ファイターズで野球をしてよかった!
と思えるチーム作りをこれからも目指していきたいと思います。
Q)試合に勝つために選手達をどう導いていますか?
A)12月が年度末になりますので、1月から新年度。
いまの5年生チームは6年生になり、3月から公式戦がスタートします。
その年によって子供達の性格は違いますから、うまく褒めて伸ばした方が良い子もいれば、きつくしなければいけない時もあります。
長年チームに携わってきたOB指導者の他、いまチームに参加している子どもたちのお父さんが中心となって指導をしています。
野球以外の精神的部分の育成も含め、試合に勝つことは勿論、挨拶や全力プレーは京都1になれるよう役割分担しながら指導を行っています。
Q)練習場は「東大丸公園」になるのですか?
A)基本的にはここになります。
試合になれば、試合会場に行くという形です。
練習は土日だけになり、平日は行っていません。
ただ、子どもたちの中には、平日もここに来て野球の練習をしたりしていますね。
設立当時からこの公園を使用させていただいております。
卒部して甲子園出場や社会人になって多方面で活躍している元西京極ファイターズの子供達がたくさんいますが、
原点の場所ですね。
Q)地域との関わりについて教えてください
A)体育振興会さんと協力させていただいたり、卒部式や新年会などで学校の校長先生、教頭先生に来ていただいたりもあります。
また年間を通じてバーベキューなどのレクリエーションや合宿なども行います。
その他、練習で使用させていただいている東大丸公園の美化活動、草刈り、落ち葉拾いなど地域に溶け込む形で48年間やってきています。
地域の方々のご支援、応援があって成立していると実感しております。
2015年に国連で採択されたSDGs(持続的な開発目標)の「すべての人に健康と福祉を」「質の高い教育をみんなに」にも貢献していきたいと思っています。
Q)ユニフォームへのこだわりは?
A)ユニフォームが初代からずっと変わらず、オレンジ色と黒を基調したユニフォームで、「あ、ファイターズだ」ってわかってもらえるというのも、地域に根付いている理由のひとつだと思います。
一昨年「燃えろ!ファイターズ!」をコンセプトにした格好いい新しいデザインのユニフォームになりました。
決してジャイアンツを意識している訳ではありません(笑)
この格好いいユニフォームを着て野球がしたい!という子供達が多くでてきて欲しいと思っています。
オレンジ色はファイターズの証
Q)卒団後も野球を続ける子どもたちが多いですか?
A)外クラブや中学校の野球部に入る、他のスポーツをする子などさまざまですね。
高校野球で甲子園を目指してプロへという選手がたくさん現れればいいな!という思いはあります。
どんな形であれ卒団した子どもが大人になって、その子どもとまたここに戻ってきてくれたらうれしいですね。
Q)毎月の部費はいくらですか?
A)3500円です。
最初にユニフォームや帽子、スパイクなどを購入いただく必要がありますが、ボランティアで運営しておりますので、最小限の費用で子供達にも保護者の方にも少年野球を満喫いただくべく努力しています。
ヘルメットやグランドコートは過去チームで購入したものをお貸出ししています。
Q)野球を通して子どもたちに何を学んでほしいですか?
A)技術のほかに精神、しつけ、挨拶を学んでほしいですね。通うようになって挨拶や敬語はしっかりできるようになりましたね。
子供達から学ぶ部分もたくさんあり、感動的な試合を見せてくれる子供達、たくましく成長する姿をみて、日々感激しています。
主人も私も野球未経験で子供を入部させましたが週末の試合が楽しみで少年野球にはまっています(笑)
<部員母>
<最後に>
子供達にスポーツをさせる意味は挨拶や礼儀、協調性の醸成、基礎体力の強化など様々かと思います。
野球は筋書のないドラマが起こり、
足の速い子、力のある子、運動センスのある子、声の大きい子が個々の特長を生かして誰でも活躍できるスポーツだと思っています。
また間のスポーツであり、願う時間も祈る時間も選手、保護者、観客で共有できる。また、アマチュアの間は特に気持ちの強いチームが勝つという傾向があります。
「たがが野球、されど野球」
微力ながら少年野球を通じて日本野球界の発展に寄与していきたいと考えております。
西京極ファイターズ
代表 平岡 康史さん
活動場所 :東大丸公園
URL:http://n-fighters.sakura.ne.jp/
※この情報は2022年(令和4年)5月時点のものです。