西京極ファイターズ

第43回京都市スポーツ少年団本部長旗・杯大会

2019年07月11日 07時11分

結果:第3位

準決勝 vs 上高野スポーツ少年団

バッテリー:田中ー橘田
三塁打:田中
二塁打:村谷
監督コメント
先週の雨天順延の為、ダブルとなる準決勝戦。
集中力が途切れなければ良いのだが。ここまで勝ち上がったからには勝利して決勝戦に繋げて欲しい。

★★課題は明確となる敗戦★★

準決勝戦。
2時間という時間が短くもあり長く感じる、これが選手達にとっては空白の時間に思える。ベスト4を決めて勢い付く選手達ではあるが、この空白の時間の中、モチベーションを維持するのは学童にとっては難しいかもしれない。
先発投手の調子は悪くなかったが、いきなり長打を浴びて先制される。しかし後続をきっちり抑えて最小失点で凌ぐ。次の攻撃でこちらも2本の長打で同点に追いつく良い展開へ。
ここはきっちり締めたいところではあるが下位打線に四球を与えてしまう。
こうなると展開は悪くなる。相手チームの一番良いバッターに回してしまい、甘く入ったところをきっちり打たれてしまう。この後、何度かチャンスを作るも得点を上げる事が出来ずに敗退する。
ダブルとなる試合。
選手達の集中力が現時点では保てていない様に見える。ただこれから先は勝ち残れば、ダブルの試合は必ず入ってくるし、そこは1つではなく2つの勝利を取って欲しい。

課題はいつもと変わらない。
投手は無駄な四球を出来るだけ与えない事。野手は取れるアウトを落さない事、捕手は無駄な進塁を許さない事。
でも学童野球でミスが無い試合は少ない。そのミスを全員でカバーして失点を防ぐことが出来れば、チームの勝利につながり、選手達も自信に繋がると思います。

さあ夏本番のシーズンを迎える。
練習に励み、暑さに負けない体力と選手自身の課題を克服してくれることを期待します。


準々決勝 vs 待鳳ドラゴンズ

バッテリー:山内ー橘田
三塁打:今村
二塁打:三澤
監督コメント
先週の雨で流れた準々決勝
朝早くからの移動となるが、今日は暑さも和らいでいる。さあベスト4目指して頑張って欲しい。

☆☆プレッシャーを楽しんだ勝利☆☆

先週の流れの悪い敗戦から練習期間は無く、今日の朝イチのベスト4を掛けた決戦に挑む選手達。

先頭打者の2塁打で先制点を奪いたいところではあったが、運悪くライナーでダブルプレーを捕られる。
3人で終わりたくは無いところで3番が粘り4番へ繋ぐが、初回は無得点に抑えられる。先発投手は課題である先頭打者を許すもなんとか無得点に抑えて、次回に相手のミスから貴重な先制点をあげることができた。
この後も追加点を奪い有利に試合は進む。ここは零封して欲しいが、やはり野手のミスから失点を許す。最終回もミスから失点を許すが抑えきり勝利する事ができた。

選手逹はこの試合に勝たなければと言われてきた中で緊張感もあったと思うが、ここまで勝ち続けてこれた事に選手達を称えてあげたい。
良い雰囲気の試合であったし、選手達が試合を楽しみ輝いているように見える試合であった。
いつも指導してくれるコーチ陣や応援してくれる母達に良い恩返しが出来たのではないかと思います。

ただ同じ課題が克服出来ていない事は確かである。
いつも言われている投手はイニングの先頭打者、打者に対する初球に集中する事。野手は常に打球を意識して足を止めないこと。そうして確実に捕るべきアウトを積み重ねていく。
でもまだベスト4。次を目指して頑張ろう!


3回戦 vs 松尾クラブ

バッテリー:山内、田中ー橘田
三塁打:三澤、森山
二塁打:三澤、森山
監督コメント
梅雨入りが近づいてる中ではあるが、晴天となったこの日。今期メンバーが始めて試合をさせて頂いた相手。
良い対戦チームということは選手達も判っている。是非、成長した姿を発揮して勝利して欲しい。

☆☆打線の勢いを感じた勝利☆☆

朝早くいつものグランドに集合して短時間の集中した練習を終えて試合会場へ。選手達の動き、雰囲気も悪くない。だが投手陣の調子がいまいちである。何とか試合では踏ん張って欲しいと願い試合は始まる。
今日は先行で勢いを付けで欲しいところに先頭打者の長打で流れを呼びこむ。
だが後続続かず2アウトとなり嫌な展開になる。。。なんとか相手のミスを誘い貴重な先制点を奪う事ができた。勢いに乗せてもらった先発投手はその裏の相手の攻撃を3人で抑え良い展開へ。
気がつけばチャンスを繋ぎ、ボール球の見極めもきっちり出来て、大量得点に結びつける事が出来た。
ただ課題は最終回の守備になる。大差にも係らず、消極的なプレーからミスを重ね失点を許す。
こんな時こそ選手全員で盛り上げ乗越えていかなければ、更にこの先に勝ち上がってきている強いチームから勝利することは難しくなってくる。
ミスを減らすのは当たり前ではあるが
投手のミスを野手が救い、野手のミスを投手が救い合い、仲間のミスは全員でカバーするぞという強い意志を持ってプレーに集中すれば、更に成長できる選手達になってくれると思います。

さあ今年のAチームも折り返し地点。
これからは冬の寒い時期から厳しい練習を乗越え、試合経験も積まして頂き成長した姿を日々、応援してくれているチーム関係者やいつも温かく見守ってくれている母達に見せてくれることを期待しています。


2回戦 vs 安朱クラブ

バッテリー:室木、山内、田中ー橘田
本塁打:橘田×2
三塁打:三澤、渡部悠
二塁打:山内
監督コメント
季節が進み真夏の日差しが照り、新たな難敵でもある暑さが現れた中での試合ではあるが条件は相手も同じ。前回の試合のように雰囲気良く試合に望んで欲しいが。

☆☆打撃戦を制した試合☆☆

5月とは思えない暑さの中、前回のように引き締まった試合を期待するも初回、いきなり長打とミスから2点を先制される苦しい展開。苦しい展開になると何時もの如く重苦しい雰囲気となる選手達。
しかし直ぐに相手のミスと4番の一振りでに逆転に成功する。
ここはきっちり抑えて流れに乗っていこうと思うも束の間、連続本塁打を含む3連続ヒットでまたも逆転される波乱の打撃戦の模様。
その裏を3人で抑えられ厳しい展開に。投手交代できっちり抑えてくれることをを期待するも先頭を歩かし嫌な展開が続く。何とか最小失点で乗り切りはしたが、課題は残る。
でもこのチームは打撃戦にもつれ込むと負けない底力がある。1-4番が繋ぎまたも逆転する。
相手に流れをさらわれない様に締めて欲しいところで見事なファインプレーもあり相手打線に『0』を刻むことができた。
さあここは追加点を奪って波に乗って欲しいところである。内野安打から始まり7安打の打者一巡の攻撃で5点を追加して勝利する。

何よりも勝利した事は選手達が頑張った証拠である。打撃の課題も浸透してきており、何とかしようと思っているのが伝わってくる。
前回は投手が踏ん張りきっちり抑え、今日は打者が打たれた分を取り返す。
試合には色んな展開、勝ち方があり、ピッチングも打撃も毎試合良い状態が続くのは難しい。調子が悪い時も当然ある。
その中でもこの2試合のように互いに補って勝利できることはチーム力が確実に上がっているからだと思います。選手達は自分達に自信を持って次戦に望んで欲しい。それだけ秘めた力はあると思います。

次はベスト8を掛けた試合になる。
言える事は確実に取れるアウトはきっちり積み重ねて落とさない事。
まだ出来ていない次のプレーを意識した選手同士の会話。ビハインドな展開な時ほど相手に負けない声で流れを呼び戻して欲しい。次戦も勝利してくれることを期待しています。
 


1回戦 vs 金閣リトルタイガース

バッテリー:山内、田中ー橘田
二塁打:山内
監督コメント
GWも終わり、夏が近づく季節の中で昼間は夏日となる暑い日も朝夕は涼しく体調管理はしっかりして欲しいこの季節。最近の公式戦の静まる試合からの脱却を期待して、朝から練習で課題の再確認をしてスポ少の初戦に挑む選手達。
 
☆☆選手の笑顔が輝いた完封リレーでの勝利☆☆
 
朝の練習で選手達にいつも課題としている内容の確認を行い、ミスは起こさない事が1番ではあるが、そこは学童野球。ミスの無い試合はなかなか出来るものではない。だからミスをしても周りの選手がそれをカバーして助け合える、今日試合会場に向かう10名の全員野球で勝利しようと誓って試合会場へ。
 
予定よりも早く始まった試合。
先発投手に最初から飛ばしていけるところまで投げて来いとベンチから送りだす。
立上りは悪くなく、2回を0点に抑える。流れを引き寄せたいところで最初のチャンスに5番がきっちり応えてくれて貴重な先制点をあげる事ができた。そのまま先発投手が粘り強く4回まで0点に凌いでくれる。
後を任せたピッチャーも粘りをみせて2回をきっちり0点で抑えて見事な完封リレーで勝利。
 
この試合、目立ったのは選手達の笑顔である。時より強風が吹く中でフライも容易な捕球ではなく、ドキッとする場面もありはしたが、取れるアウトを確実に積み重ねてくれた。
苦笑いも含めてベンチ戻る姿を見ていると、ここ数試合の悪い流れの試合ではなく選手達がこの試合を楽しんでプレーしているように見えた。
この状態を今後の試合でも続けていければ勝利の星を更に積んでいく事ができるでしょう。
 
少ないチャンスを得点に結びつけた試合ではあるが、無死満塁という大チャンスで相手のミスでもらった1点ではこの先の戦いでは厳しくなる。
選手達は以前に比べると状況判断をして自分のすべき事の意識は出来てきている。現にそのような打球もあったが、なんとか得点に結び付けるべき、繋ぐ野球を徹底して得点力をあげる事を期待している。
 
最後に一言付け加えるとすると、今日は『ナイスゲーム』であった。

トーナメント表